どんな形態の仕事ができるか考える

介護現場の仕事は種類も形態も様々です。中でも一番介護人材を求められているのは夜勤のある入所施設です。ただ、夜勤は主婦や子育て中の人にはかなり高いハードルであると思います。一緒に住む家族の協力はもちろんのこと、祖父母など家事や育児に協力してくれる人の手助けがないと夜勤に対応するのは困難です。採用する介護施設側でも、子育て中であれば、学校行事や病気などでの突然の休みがあることを懸念し、フルタイムでの雇用はあまり積極的ではありません。実際に就職の面接では、応募動機や資格に関することなどよりも子どもの食事の支度は誰がするのか、夜間は面倒を見てくれる人はいるのかなど、やる気や能力よりも休まずに働けるのかを問われたりします。フルタイムや夜勤のある職場は収入面で魅力的ではありますが、あまり無理をして体を壊してしまっては元も子もありません。

介護の仕事はどこで探すのか

一般的に仕事を探すのはハローワークが一般的です。今は窓口に行かなくてもインターネットで検索ができますが、介護職だけでなく幅広い求人を扱っているため、介護の仕事に限定して探すのには少し探しにくい気もします。最近は介護職に特化した求人情報サイトがありますので、こちらを利用するのもいいかもしれません。

介護人材は慢性的な人手不足なので、求人そのものはいつでもあります。その中で自分の条件に合い、気持ちよく働ける職場を探すことが大切です。お給料ばかりに気を取られてもいけません。A施設、B施設を比べて、A施設の方が給料は安いけど、自宅に近く、子育て中の方も多く働いていてローテーションの融通も利くなど、自分にとって働きやすいかどうかをよく見極めたいところです。

また、介護専門の派遣会社もありますので、まずは派遣会社に登録して、派遣社員として介護施設で働くという働き方もあります。複数の派遣会社に登録しておけば選択の幅も広がります。派遣会社の中には就業後も研修体制があったり、実際に派遣先に何度も担当者が来て就業した方のサポートをしているところもあります。

子育てしながら介護職場で働くには

持っている資格や適性もあると思うので一概にはいえませんが、時間に限りがある主婦や子育て中の方は訪問介護(食事や掃除などの家事援助の仕事と、おむつの交換などの身体介助の2種類があります)や、訪問入浴のパートタイムから始めるといいのではないかと思います。1時間とか、2時間と区切られたコマでの仕事なので、働きやすい時間帯を選ぶことができます。またマイカーで訪問する場合には移動時間や交通費を負担してくれる場合もあります。地域包括支援センターや社会福祉協議会などはケアマネージャーがいるので、利用者の情報や状況もすぐにわかり、サービスを提供する場合に役立ちます。働いている人も主婦が多いので学校行事などに配慮してくれることが多いように思います。毎日決まった時間に仕事ができるのであれば、夜勤のないデイサービスのパートタイムもいいと思います。ただ、施設によっては食事やおやつを作るのも職員の仕事である場合もあるので、調理が苦手な方は確認したほうが良いかもしれません。

家族状況や環境は変化していきますから、まずは短時間や短期間の仕事から始めて、時間に余裕が出来たり、ご自身の介護スキルがアップに伴ってフルタイムにシフトするのもいいのではないかと思います。